2連ソケットを設置
今回はカーメイトから発売されている「ヒューズBOX配線2連ソケット」を利用してシガーソケットを増設してみます。
1.ヒューズBOXを確認
まずはヒューズボックスがどこについているかと使用されているヒューズの形状を確認します。
今回シガーソケットを増設するユーノス・ロードスターの場合、運転席の足元右側にヒューズボックスが設置され、平型ヒューズが使用されていました。
※「ヒューズBOX配線2連ソケット」には、「平型ヒューズ用」「ミニヒューズ用」「低背ヒューズ用」があります。
取扱説明書があれば、ヒューズBOXの位置とヒューズの取り付け位置(シガーライター、アクセサリーなど)が書かれているので確認してみましょう!
取扱説明書がない場合は、運転席の足元や助手席の足元を確認です。
もし見つからない場合は、販売ディーラーやメーカーのお客様相談窓口などで教えてもらいましょう。
2.取付け位置確認
シガーソケット(2連ソケット)本体の取付け位置を決めます。
またアースポイント(ボディーの金属部分に固定されているネジ)を探し、ヒューズボックスやアースポイントまで配線が届くか確認します。
3.アース線を設置
「ヒューズBOX配線2連ソケット平型ヒューズ用」のアースコードを共締めします。
※2連ソケット本体から出ている黒い線がアースコードです。
4.ヒューズの抜き取り
ヒューズボックスからシガーライター(アクセサリーなど)のヒューズをヒューズ抜きなどを利用して抜き取ります。
5.端子差込み
「ヒューズBOX配線2連ソケット平型ヒューズ用」の平型端子を上記で抜き取ったヒューズの位置に差し込みます。
※2連ソケット本体から出ている青い線についている平型端子。
6.配線確認
上記で差し込んだ平型端子の向きが間違っていないかキー(キーシリンダー)をACC位置にして確認します。
2連ソケット本体についている通電ランプが点灯しなければOKです。
もし通電ランプが点灯してしまったら、一度キーをOFFにして、平型端子の差込向きを変えます。
※平型端子を抜いて180度右に回転させ差し込みます。
そして再度、キー(キーシリンダー)をACC位置にして、2連ソケット本体についている通電ランプの未点灯を確認します。
※この製品の特長として配線ミスを防止する回路設計となっています。
7.ヒューズケースにヒューズ挿入
先ほど抜き取ったシガーソケット用のヒューズを「ヒューズBOX配線2連ソケット平型ヒューズ用」のヒューズケースに挿入します。
8.増設ソケット取り付け
増設した2連ソケットを予め決めていた位置に本体付属の両面テープで取り付けます。
9.配線結束
最後に配線を運転の邪魔にならないようにタイラップなどを使用して綺麗に処理します。
「ヒューズBOX配線2連ソケット平型ヒューズ用」には、タイラップは付属していませんでしたので、アースコードなどをまとめていた針金入りバンドを利用して配線を処理しました。
これで標準のシガーソケット1個と増設ソケット2個で計3個のシガーソケットを利用することが可能になりました。
今回取り付けたユーノス・ロードスターの場合、あえてこの方法でシガーソケットを増設しなくてもタバコをすわない小生としては問題はないのですが…
- 標準のシガーソケットではシガーライターを利用したい!
- シガーソケットに蓋が付いていて使いにくい!
- 増設用のシガーソケットはなるべく見えない位置に取り付けたい!
- シガーソケット用品を沢山利用したい!
といった場合にこの方法は重宝すると思います。
注意点
今回はシガーライター用ヒューズを利用して増設したので、シガーソケット用品を利用する場合の容量は、標準シガーソケットと増設したシガーソケットと合わせて考えなくてはいけません!
シガーソケット用品を沢山利用したい!という場合は、シガーライター用のヒューズではなくアクセサリーなどのヒューズを利用すると良いでしょう。
また「ヒューズBOX配線2連ソケット」の取扱説明書をよく読んで作業してください。
最後にヒューズボックにカバーが付いているタイプの車種ですとヒューズボックスカバーに加工が必要な場合があります。
増設ソケット用品紹介
品番【CT774】
品名【ヒューズBOX配線2連ソケット・平型ヒューズ用】
品番【CT773】
品名【ヒューズBOX配線2連ソケット・ミニヒューズ用】
品番【CT775】
品名【ヒューズBOX配線2連ソケット・低背ヒューズ用】